入社時に共感した外資系コンサルのお偉いさんの格言を紹介します。
・コンサルとして目指す姿は「それなりの人からマジな相談される存在」
・コンサルとは「できるビジネスマンの延長線上」
・期待値は下げてナンボ。3日間といって、2日間でだす!
・今は需要過多だが、自分の価値意識は重要。一人前とは誰かから頼られる事
・誰が言ってるかではなく、何を言っているかを尊重する
・チームのお父さん的存在のマネジャーとしては子供たち(プロジェクトメンバー)を食べさせないといけないので、“アサインされる”、“評価される”、“給与をもらう”といった会社に対する受け身の従業員意識は入社5,6年で卒業して、クライアント中心の発想、経営サイドの意識をマネジャー時代から持っていた。
・歴史の流れが頭に入った結果、視野がぐっと広がった。世界には既に興味は持っていたのでもともと「空間」軸は広かったけど、歴史もわかるようになると「時間」軸の部分も広がって、思考の「時空」がぐっと広がる。いまのTwitterのつぶやきなんかを見ていると、今の日本で起きていることにちょっと上手いことをいうだけのリアクション芸的な意見が多いので、他の国ではどうなんだろう、過去に同じことが起きたときはどうだったんだろう、と疑問を持って自分で調べるだけでオリジナリティのある骨太の見解を持つことができます。
・「どの本を読んだらいいか」とよく聞かれますが、最新の情報は優良なサイトやSNSなどで幾らでもチェックできるので、本を選ぶ際には今、流行っている新刊本ではなく、版を何度も重ねている名著を選ぶようにするのがいいと思います。
・基本的には、責任感が強く、何事も自分事化できる人が成長します。まわりのせい、環境のせい、他人のせいにしない心構えが、成功や失敗から、次はこうしよう、ああしよう、という多くの学びを得ることに繋がるからです。
・責任感が強すぎるがゆえに心が折れそうになっている人には、「これはあなたの責任じゃない!」と力強く言ってあげるのがいいかもしれません。
・若い人たちが、いまのマネジメントの人たちを見て、きっと挫折などしたことなく成功を重ねてきたんだろうな、と思うかもしれませんが、ぜんぜん違います。いろいろ自分でやってみて成功や失敗を山ほど経験する中でいろんなことを学び、結果として仕事がうまくできる人になっているだけなのです。溺れずに泳げるようになれた人は一人もいません。彼らは失敗のチャンピオンなのです。マネジメントの人たちは、何事にも積極的にチャレンジする人、成長意欲のある人、たとえ失敗してもそこから学ぶ人が大好きです。自分の若い頃を重ねて見てしまうからです。そして、自分がそうしてもらったように、そういう人を見るとあれこれ手を差し伸べずにはいられないのです。出る杭は伸ばすというやつです。無難を選ばず挑戦してください。守りに入らず攻めてください。
・仕事はクライアントのところにある。だから1番重要なのは、会社を見るのでなく、クライアントを見ること。クライアントを見ている皆さんが最大限の仕事をできるようにするのが、僕の役割であり、コーポレートファンクションの仕事だと思っています。