金曜業界におけるシステムモダナイゼーションの金字塔である、みずほ銀行のシステム統合について超簡単にご紹介です。
みずほ銀行の障害は大きく3回
・1回目は旧2002年4月。3行の勘定系システムをリレーコンピュータの仕組みで接続に失敗
・2回目は2011年3月の東日本大震災の義援金振込
対象口座をリーフ口にしてなかった。
テレビ局からの記帳依頼が過去にあり解除していた。
取引明細の上限と、振込準備処理の取引件数の2つの上限値が存在。
口座ごとに設定されたシステム上の処理上限値を現役社員が知らなかった
当初2011.6-2016.3開発だったが、2019.7リリースした
・3回目は本には記載されていないがシステム統合時の障害。ATMにキャッシュカードが飲み込まれてしまうなどの障害が発生した(5000件)
・MINORIのハードウェアは従量課金制(←やばい!)
・全6回の移行リハには約400の営業店が参加(←すごい!)
・取引メインというコントローラーはCOBOLで残しつつ、勘定系アプリは複数のコンポーネント化してSOAで呼び出すようにした(←すごい!)