私が上司や偉人から教わり、常日頃意識している言葉・名言をご紹介します。
- ❶物事は順序が大事で、基本をマスターしていないのに応用はできない
- ❷相手の立場を理解し、リスペクトして、価値観や考え方を尊重していかないと難しい
- ❸社会人人生の1/3の時間を締める仕事はやっぱり楽しくないと。そのためには”うまくいかない前提をもちつつ何とかなるという楽観をもつこと”が重要
- ❹下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら誰も君を下足番にしておかぬ(小林一三)
- ❺なぜ生きるのかをわきまえているものは、ほとんどあらゆることに耐えられる(ニーチェ)
- ❻有意義な仕事をしているという自覚のある労働者が作った製品は、必然的に高品質となる(ペール・G・ジレンハマー)
- ❼人生の半分はトラブルで、後の半分はそれを乗り越えるためにある(映画「八月の鯨」)
- ❽自分の仕事は自分の一生を充実させるためにある(武者小路実篤)
- ❾責任をもって行動することほど、判断力と意識を鋭くさせるものはない(エリザベス・スタントン)
❶物事は順序が大事で、基本をマスターしていないのに応用はできない
前職の人事部長から頂いた言葉です。
「〇〇さん、守破離(物事の習得の段階を現した言葉)を知ってますか?、物事は順序が大切で”守”ができていないのに、”破”や”離”をやろうとすると大抵失敗しがち。基本をマスターしていないのに応用はできない」と明確にアドバイスを頂きました。
恥ずかしながら、当時の私はシステム(Webアプリケーション)が動く仕掛けやアプリとして提供する現行業務の詳細を理解しないまま、Java言語による設計・実装に係る提案で失敗をしており、基本がいかに大事かという事をこの時改めて学び、今でも心に残しています。
❷相手の立場を理解し、リスペクトして、価値観や考え方を尊重していかないと難しい
これは前職にて大規模案件のPMOにアサインされたときに上司に言われた言葉です。
まさに今大規模開発に携わっておりますが、大規模であればあるほど、多くのステークホルダーがいるわけで、自分たちのこれまでのやり方が正しいと思い込んでいると、ボタンを掛け違う事も出てきますし、そしてその小さな掛け違いで、後々大変な事態を引き起こすことも経験上たくさんありました。
プロジェクトの大小に限らずですが、いかなる仕事であっても、相手をリスペクトし、相手を価値観や考え方を尊重しながら仕事を進めることが大事だと思ってます。
❸社会人人生の1/3の時間を締める仕事はやっぱり楽しくないと。そのためには”うまくいかない前提をもちつつ何とかなるという楽観をもつこと”が重要
これは仕事で悩んでいた時期に、前職の人事部長との飲みの場でアドバイス頂いた言葉です。
改めて考えてみると、1年は約8800時間で、睡眠を除くと6000時間。通勤片道1時間の人が年間540時間(月45時間残業)、230営働くと3000時間弱と全体の1/3。
時間量だけでみると、多くの人がワークとライフがバランスしている(はず)でみなさん時間がないってよく言うけど、こういう風に数字で見ると、意外とライフの時間もあることがわかりますし、仕事と同じ熱量で何か(夢・野望)をやり遂げることも可能なのかなと思っております。
で、仕事の時間って、やっぱり1/3も占めるんだから苦痛であってはならず、楽しく過ごすべきで、ワークを「楽にする」っていうことではなくて、どう充実させるかってことで、自己成長・自己実現に集中することに加えて、「うまくいかない前提をもちつつ何とかなるという楽観をもつということが重要」と当時教えてもらいました。
どういう意味かと言いますと、社会人10年以上やってますが、何もトラブルが起こらず進む仕事ってほとんどないです。
故に課題や問題が発生したときに、それらを環境のせいにばかりにするのではなくて、その環境の中で何ができるかを考え、自身の中でベストを尽くすことがとても大事になります。
ベストを尽くした結果、ミスったら素直にお詫びし、リカバリーに全力を尽くせばよい話で、目の前の課題に対して、創意工夫して関係者と合意形成しながら、解決・改善していく、そのプロセス自体を楽しむことができれば、仕事はどんどん楽しくなると思ってます。
何か問題が起こったり、苦しい局面に追い込まれたりすると、凄く落ち込んじゃう人も多くいるけれど、はじめから「トラブルは起こるもんだ」という気持ちをもって、それを乗り越えて肥やしにして、自分が一回り大きくなるってことを楽しむメンタリティを後輩ちゃんたちには是非持ってほしいなと思います。
ココからは偉人たちの言葉をいくつか紹介します。
特にニーチェとペール・G・ジレンハマー(ボルボの元CEO)の言葉がお気に入りです。